グローバルに活躍できる現場で
農業の発展に貢献したい

M.F.

アグリサイエンス第一部 / 2020年新卒入社

入社理由

学生時代に就職活動で大事にしていたことは3点で、NPO法人でフィリピンの貧困層を支援する活動をしていた経験から「国際的な社会問題に貢献できること」「成長できる環境があること」「チームで連携して取り組む仕事であること」です。1点目については、当社でなら“食料問題”という世界中の誰にとっても普遍的で重要な課題解決に貢献できると感じました。また、2点目については、商社は外部環境の変化にあわせて業態を変化していける強さがあり、そのなかでさまざまな経験をすることは個人としても成長できると魅力を感じました。加えて最終的に入社の決め手になったのは、「一緒に仕事がしたい」と思える人事担当・先輩社員の方の人柄や社風が、ここにはあったからです。

これまでのキャリア

1年目	経営企画チームに配属され、全社の業績管理を担当
2年目	会社の経営戦略を全社に浸透させるため、会議体の運営や事業計画の策定を実施
3年目	営業部に異動。韓国向けトレードを担当し、取引先との関係性構築に努める
4年目	韓国向けトレードの主担当となり、新規案件にも挑戦

普段の仕事

各国の人と文化を学びながら、
自ら課題設定し、解決策を探る

私が所属するアジア・韓国チームは、アジア地域で化学農薬や生物農薬など農業資材を輸出しています。そのなかで私は韓国を担当しており、当社100%出資の韓国の事業会社Summit Agro Korea（以下、SAK）とともに、輸出トレード業務をはじめ、SAKの専門性を活かした仕入先への市場情報の提供、農薬に関する開発・マーケティングの提案などをしています。現在、韓国において当社の農業資材輸出高は第二位の規模です。海外でのビジネスを円滑に進めていくためにも、現場（農家）にとって最適であること、そして可能な限りすべての関係者が納得のいく方向にビジネスを調整することは、商社である当社の重要な役割だと考えて、日々努力しています。

成長を感じたエピソード

相手の機微まで読んで
取引先と交渉できるようになった

スピード感を持って新たなビジネスをつくるために、月に一回は海外出張に行くなど頻度高く現地を訪れるようにしています。自ら飛び込んでいくことの重要さは、上司や先輩から学んだことの一つです。出張準備は入念にし、面談資料の準備だけでなく、少しでも相手の思いを汲み取れるように、その国がどのような歴史や文化、価値観を持っているのかも事前に確認するようにしています。

最初は取引先との協議で上手く伝えられないこともありましたが、回数を重ねていくうちに信頼関係を築くことができ、相手の機微まで読み取りながら交渉していけるようになりました。こうした成長も、若いうちから重要な案件を任せてもらい、自ら考え、実行していく経験を積んでいける環境があったからだと思っています。

当社のよいところ

グローバルネットワークを
活かせる場所で
会社とともに挑戦していける

一言でいうと、明るく、人が好きな人が多い職場です。120余名の全社員が一つのフロアに揃っていて、顔と名前が一致しており、この距離の近さによって、社内ですれ違った時などに積極的に声を掛け合う文化や、部署や年齢を問わず一緒に食事に行ってコミュニケーションを取る習慣が生まれているのではないかと思います。こうしたアットホームな社内の雰囲気も魅力の一つです。

また、若いうちから挑戦する機会があることや、住友商事グループ全体のグローバルネットワークを活かした取り組みができるため、規模の大きなビジネスに携われることも魅力です。会社が成長するなかで一員として事業に携われることは、貴重な経験だと感じています。

将来の目標

「あなたと仕事ができてよかった」
と言われる存在になりたい

この会社に入社して学んだことは、一つひとつの仕事の意義を考えて目的意識を持って取り組むことの大切さです。成長できるチャンスを逃さず、目的意識を持って丁寧に仕事に取り組んだ先で、「あなたと仕事ができてよかった」と周囲の方に思ってもらえる存在になりたいです。

また、当社のビジネスを実現させるスピードや規模感は、世界40か所以上に農業資材ビジネスの拠点を持ち、各国市場に精通した専門家を擁しているからこその強みだと思っています。そうした強みを活かして、農業の発展に貢献できればと思います。

オフの過ごし方

仕事終わりに先輩と気軽に飲みに行ったり、同期と仲が良いので週末に出かけたりしています。また、体を動かすのが好きで最近はピラティスにはまっています。午前中にピラティスのレッスンを受け、午後はカフェで読書をしたりするのがお気に入りの過ごし方です。旅行も好きなので、友人や家族と日帰りで遠出したり、海外旅行に出かけたりするのも良いリフレッシュになっています。オンもオフも全力で楽しめたらと思っています。